デイジー「あはっ、また会ったわね。わたしにふさわしい彼氏になるように少しは女の前で緊張しない男らしさを身に着けたかしら?」
ルイージ「そりゃ兄さんと比べたら顔は垢抜けないし、技の一部は変な動きだけど女相手でも言う時は言うし身体能力も負けず劣らずだよ。まさかデートに誘ってきたの?」
デイジー「デートというより、わたしの身体を触ってみたくないかしら?」
ルイージ「え!?何を言っているんだ」
デイジー「いいから、答えて。どこを触りたい?顔赤くなってるわよ」
ルイージ「ふ、太もも・・・」
デイジー「よく聞こえない、もっと大きな声で言って」
ルイージ「太もも!あ・・・」
デイジー「うるさいわね、そんな大声で言わなくていいのよ。わたしの思った通りだわ。じゃあ、運動して汗かいた太ももは臭そうだと思う?」
ルイージ「思わないよ」
デイジー「相変わらず言葉足らずね。もちろん無臭なはずだけど、確かめたいでしょ?」
ルイージ「まあ…少しだけなら(しまった、言っちゃった)」
デイジー「ここは誰も見ていないから鼻を近付けて嗅いでみてよ。大丈夫、蹴ったりしないから」
ルイージ「(うっ、どうしよう。鼻を当てることは初めてだし、というかやってはいけない奴だよね。どんなニオイって聞かれても答えようがないから、勇気を出して断ろう)」
デイジー「馬鹿ね、あんたの汚い顔で臭くされるのはお断りよ。意気地がないくせに一所懸命嗅ごうとして鼻息を荒くするのは予想できているからね」
ルイージ「えー?」